大阪市は階数の問題について重要視していなかった

大阪市 階数違反を放置

  1. この問題は、大阪・淀川区の不動産管理会社「ユービー」が、大阪市内の8棟のマンションで、安全性を確保する構造計算をしないまま大阪市に申請した計画よりも高い階の建物を違法に建てていたものです。
  2. 大阪市によりますとこのうち淀川区のマンションについて5年前の平成15年、定期的な立ち入り調査を行った消防局から「違法な増築がある」との通報を受け、担当者がマンションを訪れて計画よりも1階高い12階になっていることを確認したということです。
  3. ところが、大阪市は建物の延べ床面積が多いなどの基準違反については、改善するようユービーに勧告しましたが階数の問題については指導していませんでした。
  4. また、福島区の11階建てのマンションでは、去年6月、住民の関係者から指摘をうけ、計画よりも2階高い建物が建てられていることを確認したにもかかわらず、指導をまったくしなかったということです。
  5. これについて大阪市は「階数の問題について重要視していなかった。結果的に不十分だったと言わざるを得ない」と話しています。

。oO( 階数が増えているから床面積が多いという事ではないのだろうか。床面積が多いが階数は問題ではないというのはどういう事だろうか。階数を重要視しないというのはどういう事だろうか。高さ制限や容積率や避難や防災や構造強度・耐力など重要な事に係わるはずだが。