市街化調整区域の撤廃

開発期待高まる旧高田町 市街化調整区域で住宅着工できず 「活性化へ設定解除を」

  1. 「市街化調整区域」に設定されているため、住宅の新規着工はできない。住民からは「このままでは地域の高齢化が進む一方で、若者が定住できない」
  2. 「土地があっても家が建てられないので、子どもたちは町を出て行くしかなく、近所はお年寄り世帯ばかりになっていく」
  3. なぜ、区域設定当時に、将来を見越して反対の大きな声が上がらなかったのか。寺岡さんは「調整区域になれば、農地は非課税になるとのうわさが流れたからではないか」と推測する。実際には、固定資産税の非課税措置はない。
  4. 「車のない人は行商人から買い物するなど暮らしにくい」
  5. 合併協定には「市街化調整区域の撤廃も含めた区域全体の見直しに取り組む」との文言が盛り込まれ、同市は設定解除に向けて県との調整を始めている。