天ぷら油から軽油

バイオ燃料工場竣工

  1. 使用済みの天ぷら油などからバイオ燃料を作る道内最大級の工場が胆振白老町に完成しました。
  2. この工場は産業廃棄物の収集や運搬を行っている函館市の会社が、白老町の工業団地に国などの補助を受けて、およそ2億3000万円をかけて建設しました。
  3. この工場は、使用済みの天ぷら油から軽油と同じような働きをするバイオディーゼル燃料を製造する装置を3基備えていて、1日3600リットルの生産ができます。
  4. 工場の規模は道内では最大級で、使用済みの天ぷら油は札幌市や苫小牧市などのスーパーやホテル、それに社員食堂などおよそ80か所から回収しています。
  5. 本格的に稼働するのは大型連休明けになる見込みで、既に地元、白老町の公用車や室蘭市運送業者の燃料として使われることが決まっているということです。