地域木造住宅

何をしたいのだろうか。これらに補助金を出しても市場が活性化するとは思えない。それより法体系を見直した方が良さそうだ。

地域木造住宅市場活性化推進事業の公募について
平成20年度地域木造住宅市場活性化推進事業 募集要領

  1. 木造住宅の供給体制整備
    1. 地域建材(地域で供給される建築材料及びこれを用いた部材、部品等を言う。以下同じ。)の流通円滑化やコスト低減を図るための事業者間の流通システムの開発
    2. 地域建材の安定供給及び流通円滑化に資する備蓄施設の共同設置・運用
    3. 工務店等のニーズに沿った地域建材の品質証明等の実施体制の整備
    4. 地域建材のトレーサビリティーシステムの構築
    5. プレカット工場等による設計支援システムの構築
  2. 木造住宅の生産合理化、維持管理・改修の合理化等
    1. 地域建材に係る寸法の共通化、規格化等のための調査検討
    2. 開発された地域建材の試験の実施や性能評価による認証の取得
    3. 地域建材に対応した積算システム等の開発及び導入
    4. 地域独自の仕様に適した点検方法や性能向上リフォーム方法の開発
    5. 地域の課題や居住者ニーズに適したメンテナンスサービスの供給体制整備
  3. 木造住宅の普及推進
    1. 地域のリフォーム需要掘り起こしのためのシンポジウムの開催
    2. 地域の住宅を長持ちさせるための住まい手向けセミナーの開催
    3. 地域建材を用いた木造住宅についての提案コンペの実施
    4. 地域建材を活用した高性能な住宅に係る展示住宅の整備
  4. 木造住宅の担い手育成
    1. 住宅生産者の企画力や設計力向上のための講習会等の開催、テキスト等の作成
    2. 住宅生産者の経営基盤の改善のための講習会等の開催、テキスト等の作成
    3. 若手技能者の就業促進のためのセミナー、イベント等の実施
    4. 若手技能者の技術力向上のための実技講習会の実施
    5. 住宅性能表示制度等の法制度に対応するための勉強会等の実施
  5. 木造住宅の企画開発・技術開発
    1. 地域建材を活用したデザイン性の高い住宅の市場調査や企画開発
    2. 地域独自の仕様の壁、継手++仕口等の性能検証
    3. 地域独自の構法による省エネルギー性能の高い仕様の開発
    4. 地域の気候風土や景観に合致した設計基準、仕様書その他の技術資料等の開発や作成