天井裏が長期間にわたって結露状態にあった

豊田スタジアムのプール天井材は結露やビスの不良などで落下、事故調査委が原因を推定

  1. 事故調査委員会は、推定される事故原因として、天井裏が長期間にわたって結露状態にあったために、天井材であるケイ酸カルシウム(ケイカル)板が水を吸って、強度が低下していたことを挙げた。天井材を留めていたビスの一部に、欠損や1.3mm程度のめり込みがあり、強度が落ちていたことなども指摘した。
  2. 「天井裏の空調用ダクトに空いていた穴が結露発生に与えた影響は、ゼロではないだろうが、はっきりしない」
  3. 設計者と施工者に事故への責任があるかどうかも答申書では不明