法改正に伴う規制強化が相次いだことも響いている
- 企業の倒産が増えている。
- 今年は1月から11月までの11カ月で1万件を突破。
- すでに昨年1年間の9351件を上回り、3年ぶりに1万の大台に乗った。
- 特に中小零細企業の倒産が目立つ。
- 原油や素材など原材料高が経営を圧迫。
- 建築基準法や貸金業法など法改正に伴う規制強化が相次いだことも響いている。
- 地方自治体や地域金融機関は中小企業向け融資を相次ぎ拡充して支援に動き出した。
- 信用調査会社の帝国データバンクによると、1―11月の倒産件数は月900件前後で推移し、累計で1万68件に達した。
- 月800件を下回った前年と比べると2割増のペース。
- 半面、負債総額は1―11月の累計で約5兆円となり、前年同期と比べると5%増だ。
- 「資本金1000万円未満の小規模企業の倒産が急増し、それが全体の倒産件数を押し上げている」(帝国データ)