工事の方法として妥当

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工事再開 国が認可

  1. 市川市に建設中の高層マンションの鉄筋が不足していた問題で、鉄筋を設計どおりに戻す補修工事の計画が、28日、国土交通省に認められ、工事は来年2月にも始まる見通しになりました。
  2. この問題は、JR市川駅前の再開発事業として建設中の45階建ての高層マンションで、25階から30階までの柱の鉄筋が不足していることがわかり、建設工事が中断しているものです。
  3. 問題があった柱はあわせて64本で、柱1本につき2本の鉄筋が不足していて、施工した清水建設などは、柱を削って溝をつくり、鉄筋を埋め込むことで、設計どおりにするという補修工事の計画を作りました。
  4. この計画について、国土交通省は、工事の方法として妥当で、完成後のマンションの構造にも問題はないとして、補修工事を認める「認定書」を28日、清水建設などに対して通知しました。
  5. これによって、補修工事は、来年2月にも始まる見通しとなりました。
  6. 清水建設は「工事を再開させるための第一歩が踏み出せました。今後、このようなミスがないように工事を進めたいです」と話しています。