6月までに運用を始める予定だった

耐震偽装防ぐ新構造計算、プログラム認定なお難航

  1. 建築物の耐震強度データ改ざんを防ぐため、国土交通省が新たな構造計算方法を定めたプログラムを動かすソフトの認定が難航、半年を経ても機能しない状態が続く異例の事態となっている。
  2. 改ざん防止機能などの基準をクリアするのが難しいためで、建築確認や偽装防止の取り組みに悪影響が出る可能性がある。
  3. 構造計算書の改ざん防止機能、誤入力チェック機能など10項目の基準をクリアしたソフトには国交相の認定を与え、6月までに運用を始める予定だった。