こどもの国で耐震補強工事
NHK鳥取のニュース
こどもの国で耐震補強工事
積雪時の耐震性に問題が見つかった鳥取市の「鳥取県立鳥取砂丘こどもの国」で、問題となった建物の柱などを補強する工事が行われています。
鳥取市にある鳥取県の施設「鳥取砂丘こどもの国」は、横浜市のマンションで構造計算を偽装していた遠藤孝一級建築士が構造計算に関わっていましたが、偽装発覚後の鳥取市と鳥取県の調査で、積雪時の耐震性に問題が見つかりました。
問題が見つかったのは、こども大通りや、多目的ホールなど合わせて8棟で、鳥取県では、雪の時期を前に今月10日から営業を中止し、建物の柱や屋根などを補強する工事を行っています。
13日は、15人の作業員が建物の屋根を支える柱の先に補強用の鉄板を溶接したり、作業のための足場を組み立てたりしていました。営業が中止になったことで、今月22日から予定されていたクリスマス関連のイベントは、行われません。
鳥取砂丘こどもの国によりますと積雪時の耐震性に問題が見つかった8棟の内6棟は補強工事が年内に終わる予定で、これらの施設は来年の1月4日から営業を再開することにしています。