違う地図で建築確認調査

中日新聞:「職員ミスで工事中止」 新城の男性、豊川市に賠償請求:社会(CHUNICHI Web)

  1. 事務所の建築が中止になったのは愛知県旧一宮町豊川市編入合併)職員が建築確認の調査で、河川区域図と違う地図を見て「河川区域外」と判断したためだとして、同県新城市の設計士男性(58)が途中までの建築や、取り壊しなどの費用600万円を豊川市に求める訴えを名古屋地裁豊橋支部に起こした。29日に第1回口頭弁論があり、豊川市側は全面的に争う構えを示した。
  2. 同市は答弁書で「平面図」は建設省(当時)の出先機関から「区域図」として交付を受けた▽その図面に誤った河川区域が表示されていた▽2度目の建築確認は民間検査機関が行っており責任はない−などから損害賠償に応じない姿勢を示している。
  3. 民間検査機関は1度目は同じ場所で旧一宮町が調査しており、疑う余地はなかったとしている。