冷え込む住宅市場 県内メーカー提案力強化

  1. オスカーホーム(富山市掛尾栄町)は、四−九月の住宅着工戸数が前年同期比で約15パーセント減少した。村田芳信社長は「建築基準法の改正前から住宅市場は冷え込みつつある。好調だった昨年が需要を先食いした感がある」
  2. 石友ホーム(高岡市下牧野)の石灰晃社長は「住宅購入を手控えている人が多いのではないか。この傾向はしばらく続くだろう」とみる。同社も一−九月の売上高が前年同期比で10パーセント減少した。
  3. ひまわりほーむ富山支部富山市婦中町)は一−六月までの住宅着工戸数は前年同期実績を割り込んだが、十月以降は持ち直して前年並みを確保した。改正建築基準法の施行により、確認申請が遅れ、工期が二カ月遅れたケースもあった