正確な住所の確認は難しい

福島・桑折のラーメン店 実在しない住所に開店(2007年08月01日)

  1. この店は2つの字の境界部分にあり、複雑な形状の地番にまたがって建っている。
  2. 建て主の大手ラーメンチェーンに代わって手続きした設計業者(郡山市)が地図を見誤り、建築確認の申請書類に隣の字名を記載してしまった。
  3. 受け付けた検査機関(同)も誤りに気づかず、建築確認済証を交付していた。
  4. 検査機関は「建物が建築基準法に適合しているかを図面で審査するが、登記簿などは添付されないので、正確な住所の確認は難しい」
  5. 福島県の県北建設事務所は「検査機関には住所を含め審査してほしいが、申請者頼みの実情も分かる。責められない面もある」