地下階の鉄筋工事が同時進行していたために取り違えが生じた
竹中工務店:強度不足で再工事 賃貸マンションの「はり」−−東京・東麻布 - 毎日jp(毎日新聞)
- 強度不足だったのは組み立てた状態で納品されたはりで、直径が同じで強度の違う鉄筋を使った地下用のはりを誤って8、9階に取り付けたという。
- 9階工事中の10月25日の自社検査で発覚した。
- 同社は「発注、搬入、取り付けの中で指示のミスがあった」と話している。
竹中施工の超高層マンション、鉄筋間違え一部再施工|ケンプラッツ
- 仕様よりも強度の低い鉄筋を使った
- 地下階に使う鉄筋を誤って8階と9階に使用した施工ミス
- 竹中工務店によると、同社の社内検査の担当者が8階と9階の躯体に使った鉄筋を10月25日に調べて、施工ミスを発見した。
- 直径は同じだが強度が約2割低い地下階用の鉄筋を使っていた。
- 地下階の鉄筋工事が同時進行していたために取り違えが生じた。
- 竹中工務店は8階と9階の躯体を撤去し、当初の設計どおりに工事をやり直す方針だ。
- 鉄筋の施工ミスが発覚する前の工期は2005年11月〜08年8月だったが、同社は竣工が同年12月末に延びると見込んでいる。
- 近隣住民を対象とする工期延長の説明会を07年11月末に開く予定だ。
asahi.com:マンション鉄筋、強度不足で一部解体へ 東京・港区 - 社会
- 外部であらかじめ組み立てた鉄筋を各階に取り付ける工法で建設していたが、地下階と8、9階の取り付け工事を同時進行中、強度の低い地下階用の鉄筋を誤って8階のはりに取り付けた
超高層マンション、鉄筋強度不足で部分解体 竹中工務店 - MSN産経ニュース
- 報告を受けた東京都は、「工事の監理に問題がなかったか確認するとともに、適切な工事を促していく」
東京新聞:マンションに強度不足鉄筋 部分解体、工事やり直し:社会(TOKYO Web)
- はりは、組み立てた状態で納品され、使われていた鉄筋は、太さは設計で指定した規格と同じで、一見すると同じだが強度が二割程度落ちるという。
- 鉄筋に付いている規格を示す目印に、同社の検査担当者が気付いた。
- 誤って使ったのは、上層階よりも強度が少なくて済む、地下一階に使う鉄筋。工事現場の敷地内で請負業者が、はりに使えるよう加工しているが、その際に上層階の鉄筋と間違えたとみている。
- 竹中工務店広報部は、「国土交通省、都、港区から、やり直し工事の指導を受けた。今月末ごろ近隣住民の方々向けに説明会を開く。完工予定はずれ込むが、時期は未定」
東麻布の建設中マンション、鉄筋強度足りず部分解体 : ニュース : ホームガイド : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 建築構造が専門の望月重・武蔵工大名誉教授は「熟練した作業員ばかりではない建築現場で品質管理を徹底するのは難しく、大手ゼネコンでも現場監督の管理を徹底させなければ今後も施工ミスは起こりうる。検査機関も書類審査が中心でチェック体制は十分とは言えない」