資格,実務要件見直し具体化へWG設置/改正建築士法

http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20070301&newstype=kiji&genre=1

  1. 国土交通省は、改正建築士法に盛り込まれた建築士の受験資格や実務経験要件の見直し、義務化された建築士への講習の枠組み、設計業務報酬の在り方などを具体的に検討するため、
  2. 社会資本整備審議(国土交通相の諮問機関)建築分科会基本制度部会の下にワーキンググループ(WG)を設置する
  3. WGで1年程度検討し、2007年度内に報告をまとめる
  4. 改正法では、受験資格を「国土交通大臣の指定する建築に関する科目」の履修を条件とする
  5. WGで学歴要件となる科目や実務経験の内容などについて議論を進める
  6. WGでは、現在実務要件になっている大学院での研修期間や行政機関での実務を、どこまで認めるかなどが議論の焦点になりそう
  7. 建築士に受講が義務化された講習は、内容や講習時間、修了考査のレベルなどの詳細を検討する
  8. 改正法で衆参両院の付帯決議となっている設計報酬の見直しは、旧建設省告示1206号で用途別、請負金額別で決めている業務者1人当たりの標準的な業務日数を、意匠や構造、計画、設備の分野ごとに延べ床面積に応じて設定する方向で検討