「クオンタムリープ」

出井ソニー前会長、経営コンサルタント会社設立
ソニー出井伸之最高顧問(前会長、68)が経営コンサルタント会社「クオンタムリープ」を設立、9月から活動を始めた。ソニーの経営トップや「IT(情報技術)戦略会議」の議長を務めた経験を生かし、産業競争力強化やアジアとの経済協力などに取り組む。

 事務所は東京・丸の内に置き、出井氏が代表取締役アクセンチュアの森正勝会長が取締役を務める。元日銀総裁三重野康氏、整理回収機構の奥野善彦社長、インフォシステクノロジーズ(インド)のナラヤナ・ムルティー会長ら、国内外の財界人もアドバイザーとして参加する。