答申

>構造設計や設備設計を行う一級建築士の育成を図ることにした
実務的現実的には専門資格創設が妥当だが、「特定建築士」がその「専門資格」なのかは疑問が残る
当初案の新建築士的な上位資格なような気もする


建築士制度の抜本見直し求める、国交省審議会が答申 NIKKEI NET

  1. 建築士や建築事務所の業界団体への加入義務付けは、反対意見が多いことなどを理由に「将来の課題」とするにとどめた
  2. 新築住宅に重大な欠陥があるのに売り主が保証責任を履行できない場合に備え、保険加入などをすべての住宅事業者に義務付ける

http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20060901&newstype=kiji&genre=0

  1. 「管理建築士が技術的観点から開設者に述べた意見が尊重されるような措置」を新たに追加した
  2. 建築士事務所以外への再委託の禁止を徹底するよう求めている
  3. 建築士、事務所の団体への強制加入は、情報提供や指導監督の強化などで一定の効果がある一方、反対意見も多いことから、当面は既存団体への加入率向上を図るべきとした
  4. 建築士事務所や建築士の団体への強制加入は、「将来の課題」という一文を追加
  5. 22日に召集予定の臨時国会建築士法の改正案を提出する
  6. 新築住宅の瑕疵担保責任履行のための措置は、保険や供託、信託など具体的な制度設計を検討し、履行を確保するための措置を売り主などに義務化すべき
  7. 消費者の願いは建築の質の確保にある。受験資格の実務経験が設計・工事監理に限定されているが、施工を担う者、行政の建築主事など建築生産をトータルに考えなければ質は確保できない。制度設計はこうした根幹にかかわることを踏まえるべきだ(藤本昌也日本建築士会連合会副会長)
  8. 設計業務の役割の明確化のため、建築確認申請時に設計契約書の添付を義務化し、施主の責任も明確化すべき(仙田満日本建築家協会会長)
  9. 特定構造建築士は20年来の悲願だった構造設計の国家資格が実現したと考えている(木原碩美日本建築構造技術者協会副会長)
  10. 特定設備建築士について一級建築士の枠組みが外れなかったのは残念(牧村功建築設備技術者協会会長)
  11. 一級建築士の中で構造設計、設備設計を担える技量を持つものが少数であるという意見を受けて、構造設計や設備設計を行う一級建築士の育成を図ることにした
  12. 受験資格の実務経験を設計・工事監理に限定すべきでないという点は、「どのような実務まで認めるかについては今後検討する」と含みを持たせている。建築全体の質を考えたとき、施工や行政分野の建築士の資質も重視されるべきではないか
  13. 既卒業生、在学生の受験資格に経過措置を設けたこと、高校、専門学校、短大、高専などにも指定科目を履修していれば受験資格を認めた点は評価できる

国交省審議会が最終答申|日刊県民福井
http://www.decn.co.jp/Lineup/topnews/top060901.htm