200N/mm2の超高性能コンクリートを実用化
世界初200N/mm2の超高性能コンクリートを実用化|株式会社 竹中工務店
- 超高性能コンクリートを採用することで、鉄骨造よりローコストな鉄筋コンクリート造で、揺れが少なく居住性の高い超高層建物を建設することができます。
- 通常のコンクリートに比べて柱と柱の間が広い大空間を作ることができるため、最新の構造技術と組み合わせることにより、今までの常識にとらわれない新しい構造物を生み出す可能性を持っています。
- 超高強度コンクリートでは、火災により表面が剥離・飛散する爆裂現象が生じ、耐力低下や飛散物が周辺を損傷する危険があります。「APC200」では、当社独自の高強度コンクリート技術にポリプロピレンなどの合成繊維と鋼繊維を同時に混ぜるハイブリッド型を採用したことで耐火性能を高めました。
- 流動性と強度を向上させるため、これまで開発してきた超高強度コンクリート用セメントよりも強度発現の高い、鉱物組成を改良し、超微粒子混和材シリカフューム含有率の多いシリカフューム(*3)プレミックスセメントを採用しました。同時に、メーカーと共同で水セメント比10%程度まで練り混ぜが可能な、分散性の極めて高い高性能減水剤を開発、採用しました。これにより、200N/mm2の超高強度と、現場施工可能な流動性を実現しています。
*3 シリカフューム:シリコンメタル等の生産時に副産物として生成する直径0.1〜0.5μmのガラス質二酸化珪素の超微粒子。
工事再開|藤沢市立第一中学校
PO現象により外壁等が剥落・落下し怪我をするような事は無いのだろうか
PO現象の前兆は確認可能なのだろうか