増加する鉄筋溶接継手
増加する鉄筋溶接継手
日本鉄筋継手協会のまとめによると、2007年鉄筋継手径別施工実績は
- ガス圧接が前年比0・9%減の5551万2484カ所(構成比75・8%)
- 機械式が同16・4%増の988万6285カ所(同13・5%)
- 溶接が同20・3%増の786万6440カ所(同10・7%)で、全体では同3・1%増の7326万5209カ所だった。
- 溶接は8年連続で増加し、ほんの数年前までは数%にすぎなかった構成比も1割以上を占めるまでに成長している。
- 比較的安価で容易に施工でき、施工速度が速く、鉄筋寸法にも影響が少ない溶接継手の割合が増えている。
- しかし課題もある。施工現場における品質管理が難しく、溶接部の破断が報告されるようになるなど、継手品質を危惧する声も聞かれるようになってきいる。