GISを活用することで

地域生態系に配慮した都市インフラ計画技術|エコロジカルネットワーク評価技術を開発

  1. 都市域で広く生息可能であり一般市民にも認知度の高い鳥類・コゲラを指標として、緑地の現況や将来シナリオを評価することにより、地域生態系に配慮した都市開発を支援するものです。
  2. 従来、広域エリアを検討するこのような手法は、経済的・時間的負担が大きく実施が困難でしたが、GISを活用することで限られた予算や期間内で効率的に実施することができます。
  3. 例えば、開発地域にどの程度の高さ、種類、規模の緑地を設ければ、コゲラの生息・活動範囲を広げることが出来るかなどのシナリオを条件に応じてシミュレーションすることができるため、地域生態系の保全に配慮した建物の配置検討や開発地の緑地計画、街路樹の選定などの提案を効果的に行うことができます。