6社のスーゼネと、その他はサブコン┃野村総研
野村総研/建設業はガラパゴス化からの脱却を/半減する建設市場での対応示す
- 世帯数の減少で家計消費が減り始める15年
- 国内建設投資が15年にピーク時の半分に落ち込み、その後も減り続ける
- 特に利益の落ち込みが目立つ準大手に対し、同業との統合による規模の追求か、規模縮小による専門特化かの選択を迫っている
- 市場が半減に向かう状況でも内需依存型産業の典型として長期的な成長戦略を持たない「ガラパゴス化現象」
- 現状を放置していては、他産業との人材獲得競争がますます厳しくなる
- 準大手ゼネコンが利益を高める方策として、同業との統合により事業規模を大手ゼネコンと対抗できる売上高1兆円以上とし、第6の大手を目指すことを薦める
- また別の選択肢として、事業規模を小さくし特定のエリアや特定の工種に絞り事業展開することを促す
- 第6の大手ゼネコンの出現が、大手ゼネコン再編のきっかけになる
。oO( 野村総研の希望は、6社のスーゼネと、その他はサブコンだと。「グローバル化」に対して「ガラパゴス化」だろうか。「ガラパゴス化」は「地産地消」も意味するとすれば「ガラパゴス化」の方が良いという立場の人々の方が多いはずだが。
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