不整合

グッドウィル高級老人ホーム、柱など800か所に不整合

  1. 不動産コンサルティング会社「ゼクス」(同)が昨年12月に、約200億円で、同施設と都内の別の施設計2か所をGWGから取得する予定だった。ところが、ゼクス側が「馬事公苑」の建築関係書類をチェックしたところ、建築確認時の設計と実際の建物の間で、柱や梁の鉄筋本数が少ないなどの食い違いが見つかった。このため、同施設の運営だけは予定通りゼクスに引き継がれたが、譲渡はこれまで延期されている。
  2. 構造計画研究所は読売新聞の取材に、「都からこれまで指摘を受けた不整合の大半は、計画変更の手続きの中で修正され、解消されていると考えている。さらに指摘事項の精査を続けているが、一部に不整合があったことは事実で、これを真摯(しんし)に受け止め、社内で再発防止に全力で取り組んでいる。ただし自社検証の結果、建物の安全性に問題はないと認識している」