約2億円の特別損失を計上した

構造計画、12月中間単独最終赤字1億4900万円

  1. 情報システム構築の構造計画研究所は21日、2007年12月中間期の単独最終損益が1億4900万円の赤字になったと発表した。
  2. 従来予想は損益トントン。
  3. 昨年10月、構造計算書を偽装した建築士に業務を委託していたことが発覚。対象物件の構造設計を再検証する費用や今後の発生に備えた引当金など約2億円の特別損失を計上した。
  4. 売上高は従来予想を6億円強下回り、前年同期比ほぼ横ばいの38億7200万円。
  5. 耐震偽装の発覚を受け、社内体制の強化を優先し受注を抑制したことが響いた。
  6. 今期からソフト開発の売り上げ計上基準を変更。従来は納入した時点で売り上げを計上していたが、納入先企業の検査終了時点に変更したことも減収要因となった。