24階以下の柱については、すべて設計図通りに建設され

NHK千葉のニュース
鉄筋不足 全階調査報告を提出
市川市に建設中の高層マンションの柱の鉄筋が不足していた問題で、施工した大手建設会社などは、問題が明らかになった25階から30階以外の鉄筋は不足していないことが、その後の調査でわかったとして、27日、市川市に報告書を提出しました。
この問題は、千葉県市川市のJR市川駅前の再開発事業として建設中の高層マンションで、25階から30階までの柱の鉄筋が不足していることがわかり、工事が中断しているものです。
施工した清水建設などは、市川市の求めに応じて、24階以下の階の柱についても第三者の検査会社に依頼して鉄筋が不足していないかあらためて調査を進めていました。
その結果、24階以下の柱については、すべて設計図通りに建設され、鉄筋は不足していないことがわかったとして、27日、調査報告書を市川市に提出しました。
清水建設などは、問題があった階の柱について、鉄筋を設計通りに戻す補修工事を計画していて、国土交通省に認められれば、来年2月から補修工事に着手するとともに、完成すると45階建てになる本体の建設工事も再開したいとしています。