冬柴大臣会見要旨(平成19年11月20日)
(問) ゼネコンの竹中工務店が港区に作っているマンションで、市川市と似たケースなのですが、はりの鉄筋を間違えて取り付けるという施工ミスがありました。大手ゼネコンでこういう施工ミスが続いていることについての所感をお願いします。
(答) 注意深くやっていただきたいという強い思いがありますが、今回は幸いにして、工事監理の方で、施工上、設計図と違うことが行われたことを見つけたということは救いだったと思います。それに基づいて、これを修復するためにその部分を取り壊してもう一度やり直すというわけですから、そういうことをきちんとやるということになれば、我々が期待していたとおりの形です。間違えたということは非常に重要な問題ですけれども、間違いに早く気が付いてそれを修復するということは、私どもが仕組みとして期待しているとおりに行われています。こういうことは起こらないにこしたことはないですけれども、起こった場合には、きちんとやっていただくということは、私はそうあるべきだったろうと思います。
(問) 竹中工務店から国土交通省への報告はあったのですか。
(答) 見つかった時に住宅局にそのとおりに行われて、今報道されているような形で、早急に修復しますという報告も受けています。