一等地の不動産売却の入札はチキンレース

大手不動産各社/都心で相次ぎ巨額投資/好立地物件、将来の大規模開発見込む
http://www.decn.co.jp/data/rinji/200710020103.pdf

  1. 三井不動産は、帝国ホテルの発行済み株式の3割強を862億円で取得し傘下に収める
  2. 同ホテル本館の建て替えを含む日比谷エリアの一体的な開発を両社で進める
  3. 都心部の好立地にある不動産の超高値取引は、先月だけでも、東急不動産の銀座東芝ビル取得(19日)、三菱地所などによる土地取得が事実上決まった北新宿地区第2種再開発事業の特定建築者予定者の選定(25日)、森トラストなどの虎ノ門パストラル取得(27日)
  4. 「一等地の不動産売却の入札はチキンレースになっている」(大手不動産の流通担当者)
  5. 森トラスト(代表)--虎ノ門パストラル(港区)--1.6ha--12月--2309億円
  6. 東急不動産(SPC)--銀座東芝ビル(中央区)--0.3ha--10月下旬--1610億円
  7. 東京建物(代表)--警察大学校跡地の一部(中野区)--3.5ha--7月--1437億円
  8. 三菱地所(代表)--北新宿再開発の敷地(新宿区)--1.4ha--2008年2月--1154億円
  9. 積水ハウス--ソニー旧本社など6棟(品川区)--2.5ha--9月--900億円(推定)
  10. 三井不動産--帝国ホテル株33・16%--2.4ha※1--10月5日--862億円