判定員不足に危機感/構造計算ピアチェック
http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20070426&newstype=kiji&genre=1
- 判定員をめぐって、一部の自治体で不足を懸念する声が上がっている
- 大阪府は既に、構造計算適合性判定員の確保に向け、建築関係団体やゼネコン、設計事務所などを通じ協力を要請している
- 再演習の結果次第で資格が認められる「B判定」の431人については、26日に再演習を実施する
- 大阪府が独自に調査した結果によると、府内の適合性判定員資格者の数は、B判定を含めても、140人強程度
- この大半が普段ゼネコンや設計事務所に勤務する構造設計者で占める
- 本業の合間をぬって判定業務に従事する非常勤の判定員になる
- 構造設計者は非常に多忙で、判定業務にどこまで対応できるかは未知数
- 大阪府内だけで年間約5000件と想定している同制度の対象物件数
- 都道府県から特に足りないという申し入れは来ていない
- 全国でピアチェックが必要となる物件は年間約7万棟
- 判定員1人当たりが週に1件審査すると推定した場合の必要人数は1500人程度